酔うかい?妖怪、用かい?
2022/04/16
『名古屋東寺町妖怪語り』
2022/8/8(月)妖怪の日 ①19:00~ ②20:00~
宗圓寺 浄土真宗本願寺派 名古屋市中区東桜2-18-19
2022年7~9月 妖怪グルメ食べ歩きin新栄
ちょっとフライングで情報を出したけど、こんな企画が持ち上がっていて、ホタコンも協力させていただくことになりました。
今日はこのイベントの企画者の方と打合せしてきました。
妖怪っていうと、今では、ゲゲゲの鬼太郎とか妖怪ウォッチなんかのアニメの印象が深いけど、そもそも妖怪って何?って言われるとなんだかよくわからない。
まずは、僕なりの解釈で妖怪について簡単に説明してみようかな。
妖怪の存在はかなり古い時代からあったみたいで、
目に見えないものへの畏怖として、説明のつかない現象に対して、人々の共通認識としてアイコン化されたもののような感じがする。
妖怪は日本人の生活の中に自然発生して暮らしの一部のように取り入られた。
その中には道徳や子育てなどに都合よく利用もされていた。
川遊びばかりする子どもに危ないからやめなさい、と言っても聞いてくれない。お寺のお坊さんに相談すると、川には河童という妖怪がいてね、、、
なんて話を聞かされて、子どもがビビッて川遊びをしなくなるとか。
妖怪は科学的に理解できないことを説明する存在にもなり得る。
現象としては確かに起こっている。みんながそれを共通認識として持っている。だけども説明することが出来ない。
それは妖怪の仕業だ。というと、みんながなるほどと口をそろえて賛成する。
そんな妖怪が日本全国各地で沢山存在する。
面白いのは、宗教観によっても妖怪の存在に対して是非が違う。
八百万の神がいるとする多神教世界では妖怪の存在も当たり前になるのだが、
キリスト教、イスラム教などの一神教や大乗仏教のような他力本願を軸とする宗教には妖怪の存在は認められにくい。
資本主義や科学への絶対的信頼が揺らぎ始めている社会で、
スピリチャルなものの見方や新たな社会の形成を待望するのは人類規模でソウゾウされている。
風の時代という言葉もそんな人類の直感が生み出した概念なのだろう。
そんな時代に、妖怪が現われた。何かようかい??って。
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ホタ市場
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