IZAKYAHOTACON～節目の話～

ネットラジオ　IZAKAYAHOTACON～Shuffle on the radio～

お酒を飲みながら、ゲストトークをすると決めてから2，３年間。

毎週一回の配信を基本としながら、全く安定しない状態で続けてきたラジオ配信。

 

色んな意味付けをしながら、配信を続けてきた。

でも？だから？

ぼくには未だにこの活動の意義がはっきりとは説明できない。

 

無意味な行動ではない。

ゲストに来て下さる方々の人生をぼくなりに真剣に知ろうとしていたし、

媒体が持つ緊張感と酒という緩和で特別な会話を楽しめていたし、

この活動によって、出会いと新たなビジョンが生まれていたし、

広告などの商業ベースでも試行錯誤を続けてきた。

 

 

最近は、とても大きな変化があった。

 

 

スタジオを替えたこと。

パーソナリティーのクレジットからホタコンが消えたこと。

公開収録という形態にシフトしたこと。

 

 

IZAKAYAHOTACONは大将ホタコンとバイトリーダーの野田くんが、ゲストを呼んでざっくばらんに居酒屋トークをするという設定で続いてきた番組だった。

でも、スタジオ代やゲスト出演料を払い続けるのはとても難しいことだった。

ゼリーの売り上げやホタコン、ノダキの会社の広報費で補填しようとしていたけど、簡単ではなかった。

だからスタジオ代や編集にかかる費用を捻出することに限界がきてしまった。

だから、IZAKAYAHOTACONは続けることを諦めた。

 

そこに、ひとつの光明が差した。

吉本芸人のブロードキャスト‼吉村憲二さんに誘われて、名古屋伏見にある長者町RaBBitで公開収録をすることが出来た。

トーク番組の収録をイベント化することで、運営に必要な費用をお客さんからもらえるシステムが成立した。

公開収録はめちゃくちゃ面白かった。

スタジオ収録をPodcastやSpotify、YouTubeで配信するよりも、

現地で時間を使って真剣に聞きにくるヒトたちに届くメッセージは遥かに大きい。

 

そして遂に、IZAKAYAHOTACONは次のステージに進化してしまった。

大将ホタコン不在の時代が到来。

Hotaconの代わりにTaKaGiがパーソナリティを務めて、しかも最も重要視していたアイコンである酒を飲まない配信。

スタジオも変わった。名古屋矢場町のElevenBase。

 

ぼくはホタコン。

この経緯の中で、僕だけの感情でも正直沢山の想いが交錯している。

もどかしいんだ。

 

まだもう少し、時間がかかるかもしれない。

でも、なるべく早く表現したい感情がぼくのなかには存在している。